中学生の頃からオタクとなり今や四半世紀以上オタク活動をしている著者のゴトウさん。
私の尊敬する、その道(オタク道)のプロフェッショナルです。
最近大人になり、忙しくなり、気が付いたら時間だけが経っていた……
そんな時にふと
『オタクだった頃に戻りたい』
『社会人になってオタクじゃなくなってきたな…』
『昔はアイドルに熱くなってたな…』
なんて少し昔を思い出して寂しい気持ちになっている元オタクの方もいるかもしれません。
今回は著者ゴトウさんの【おたくら】を紹介致します。
この本を読んだ後に『ちょっと押し入れの奥にあるオタグッズでも久々に引っ張りだすかなw』なんて気持ちになるかもしれませんよ!
【おたくら】とは?
どっぷりハマったおたく道からは、おっさんになっても抜けられない! アニメ、声優、ゲームに漫画、日本経済を底辺で支える消費行動型おたく達の真の姿がここに!
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別に底辺とか卑屈にならなくても良いのにっ!w
それでも日本経済をガンガン回しつつ、クリエイターや業界を支えるスタッフに感謝しながら、楽しみ、怒り、泣き、笑うオタク達の姿は非常に人間らしく愛らしいっ!
やっぱりオタクはカッコイイッッ!
読んで感じた3つのポイント
愛すべきどうしようもないオタク達(笑)
本書は四コマ漫画でオタクの日常を描いていますが、
よくあるオタクあるあるとはちょっとテイストの違うオチがついています。
私も長くオタクをやっておりますが、『あるあるw』と共感するトコもあれば、『あwそうくるwなるほどねw』なんて意表をつかれた場面もあり楽しく読めました。
作品や業界に愛があるからこそいつも全力で妥協をしない!こだわりが強いので同志と言え、ぶつかる事もある!自分の得意分野だからこそのマシンガントーク!
やはりオタクは愛すべき種族でしかないと心に刻むと同時に
どうでもいいけど やっぱり汗はかきすぎっ!w 私も含めてっ!www
周りに迷惑かけないようにしたいですねw
オタク仲間って素晴らしい
本書はページ数も多くなくスラスラと読めてしまうのですが、
初めから終わりまでゴトウさんの仲間が本当に良い味だしているんですw
現代はオタクに対して過去ほど偏見もなくなってきたと感じるものの、やはりまだまだオタクと言う事で偏見や嫌な思いをしている方も多いと思います。
しかし『やはり同じ趣味を持つ仲間は本当に羨ましいっ!』
私はイベントに一緒に行ったり、同じゲームをしたりと言う『オタク仲間』がいなかった為、オタク仲間がいる方は本当に毎日が楽しそうですw
オタク活動は仲間がいたら絶対に楽しいですよね。
オタクだった頃に戻りたいと思わせてくれる
40歳を過ぎた私ですが、私は今でも自分をオタクだと思っています。
2000年頃から社会に出てアニメを見なくなり、ゲームに触らなくなる事も多くなりました。
しかし自分がハマっていた時代のゲームやアニメや漫画をたまに引っ張りだして辛い時期を乗り越えてきました。
本書を読んでいるとそんな『熱かった時の自分』を思い出します。
今、社会人になって仕事に追われて辛い人や、子育てで毎日が戦争の様に過ぎていって余裕がなかったり、『なんだか人生つまんないな』なんて感じている元オタクの方は読んでみると 元気を貰えると思いますよ!
一番好きだったポイント(笑)
本書は四コマ漫画なので画像は載せられませんが、非常に気に入った個所があるのでご紹介します。
タイトル『夢の超特急』
・20xx年女性専用車両に続いて【オタ専用車両】が導入される様になった
おたくら 著・ゴトウ(電撃コミックスEX)13ページ
・社内の広告は全てアニメ関連
・コンセントがあって、ゲーム機の充電もし放題
そして
・【渋谷や原宿】の駅ではドアが開かない
wwwまぁ 用事ないからねw渋谷も原宿もwww天才かな?w
まとめ
オタクな自分を『何してんだ自分は…』なんてイジメてしまう人もいるかもしれません。
しかし本書は愛すべきオタクが詰まっています。
オタクはやっぱりどうかんがえても最高だっ!w
オタクが尊くてかなわんっ!w
愛すべき不器用なオタク達…最高ですよw
先日本書の後に出版されたゴトウさんの『オタク歴35年独身彼女ナシ』を読みましたが、
こちらはオタクにとって考えさせられる内容でした。
ゴトウさんは『何をしてもモテないっ!もうどうしていいか分からないっ!』なんて言ってましたが、今はとんでもなくモテている事を個人的には願っております。
オタクは楽しいけれど将来もキチンと同時に考えなければねっ!
揉蔵
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