【黒い家】貴志祐介|感想・ネタバレ

小説

モテないし、お金もないし、本読みましょう。

シカゴにオタクの集まるラーメン屋を作りたい人こと 勝鶴 です。

黒い家です。

どのくらい黒いかと言えば、しげる級です。

その黒さと言ったら、松崎クラスです。

愛のメモリーで作られた家です。

きっと素晴らしい家です。

外観は黒いですが、内側はきっと楽しそうに毎日がパーティーなアゲアゲでポヨポヨな感じでしょう。

そんな家に突撃して、晩御飯を邪魔してやりましょう!

私的、全力あらすじ

保険会社に勤める主人公が顧客のお家に行ったら、
顧客の息子さんの首つり死体をバッチリ発見してしまう。

結局、保険金を支払わなきゃいけない風だが、息子さんのお父さんの挙動が非常に怪しい。

モヤモヤする主人公は自分で真相を突き止める為に独自に調査を始めるのだが…

不気味と恐怖と悪寒と緊張が連続コンボで読んでて体力使う結果や如何にっ!

完走した感想

確かにお金は欲しいっ!私も勿論です欲しいっ!楽してお金が欲しいっ!

でも、自分の指を切ってお金を貰ったりするのは、めちゃくちゃ痛いからやめようよっ!

自分の実子を犠牲にしてお金を貰う計画とかやめようっ!すぐやめよう!今やめようっ!

心が痛いっ!ってか読んでらんないよっ!

保険金もらう事へのパッションが高すぎっ!!

保険金ガチ勢とか笑えないよっ!!

そのパッションで飲食店でもやれば、あなたは確実に良い店長になれるって!!

たまの労働も心に良いのよっ!働くって大変だけど、楽しい事もあるのよっ!

この本をおすすめしたい方

・指狩り族は知らなかったけど、ドラクエ2の首狩り族にトラウマがある方

・しげる級、松崎クラスの黒さでは何も感じなくなってしまった方

・デカい包丁を装備した中年女性の強ボス感に絶望を感じている方

この本から学んだ事

・いくら強面んでドスの効いた声をお持ちの方でも、デカい包丁+中年女性の前ではザコもザコだと言う現実

・ブランコは楽しく適度に漕いで遊ぶもの

・楽して儲かる仕事なんかない。今の労働に感謝しつつ、今日もビールを飲んで頑張った自分を褒めよう

まとめ

幽霊なんて出ないじゃないかっ!
怪奇現象やら怨霊やら祟りやら、そんな話じゃなかった…

人の怖さじゃないかっ…自分が知らないだけで、こんな事は実際にあるのかもしれない。

怖いじゃないか!ゾンビパニックより、結局は人がやっぱり怖いっ!

よく言われる事だけど、やっぱり人よねっ!

執念っ!!!執念の使いどころが非常に大事っ!!!

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