5つの短編集が入っているそうです
読書初心者の私ではありますが、
なぜか『短編より長編の方が面白いに決まってますやん…だから短編とか読む気にならんやん…』
とか、
彼女もいた事ないのに『女子ってのは、共感と承認と、その子が頑張ってきた過程を褒める事が大事な訳よ。女子は解決を求めているんじゃないの。その子と同じ立ち位置に立って同じ方向を見るのが大事なんだよ。』
みたいな事を ほざいている訳です
カッコ悪いったらありゃしない
ダサさの極みです
尻の穴から手を突っ込んで奥歯をガタガタされるべきです
むしろ お願いします。
と言う訳で 短編集バージン を捧げる覚悟で御座います。
【身内に不幸がありまして】
私的、全力あらすじ
孤児院で育った村里夕日は幼い頃に『丹山家』に引き取られ、丹山家のお嬢様 吹子(ふきこ) の世話係となる
吹子の為に日々尽力する夕日
そんな吹子も大学生となり『バベルの会』と言う集まりに参加する
ある日 丹山家の屋敷が、ある人物に襲撃を受けてしまう…
狂人を前にどうしたらよいか思案する吹子と夕日であったが……
【身内に不幸がありまして】感想・ネタバレ
うん それはそうですよね
狂ってます お嬢様ったら お狂っていらっしゃる
いつも毅然としていて文武両道、それでいて美しくて次期当主とかって…
どんなプレッシャーなんだろう(笑)
想像が出来な過ぎて笑うしかないっ!お嬢様センスがゼロ!!!ごめんなさいっ!
でも そりゃ狂うよね…夕日くん自爆でカワイソス…
【北の館の罪人】
私的、全力あらすじ
母親を亡くした内名あまりは、母親の遺言に従い六綱家を尋ねる
行くあてもなかったあまりは、六綱邸の別館『北の館』に住む事になる
北の館には既に人がおり、名前を六綱早太郎と言った
そんな館生活を送るあまりに、早太郎から買い物を頼まれるのだが…
【北の館の罪人】感想・ネタバレ
終始落ち着き払っていたあまりちゃん…
本性を現した時の邪悪さよっ!!
真っ黒すぎて私の頭から黒い煙がでる勢いっ!!
いーよー いーよー あまりちゃんのドス黒さ
気持ち良い程に熱い理由で復讐をしましたぁ…
しかし、早太郎の粋な仕返しも素晴らしいっ!!
あまりの笑顔がなくなる瞬間…してやったりっ!!!!
あまりの上を行く余裕さよっ!
でも、死んじゃってますけどねっ!
それもまた 粋です 粋です
【山荘秘聞】
私的、全力あらすじ
貿易商で財を成した辰野嘉門
彼の愛する妻の為に建てられた別荘『飛鶏館』
その館で全てを管理し任されている屋島守子
中々客人が来ない館ではあるが、
ある日 雪山で登山仲間と逸れて倒れている男性を見つける
館で彼を休ませ介護をし、彼の仲間達の助けを待つが、
守子はある行動にでる…
【山荘秘聞】感想・ネタバレ
中々デカい館だとは思うけど
守子さんの手際の良さたるや、もの凄くプロフェッショナリティに溢れています
完璧主義の匂いがプンプンです
それ故に守子さんの挙動がイチイチ怖いって!!(笑)
地下にある肉は解体された越智さんだと思ってましたっ!!!
それから、『ずっしり重たい煉瓦』の意味が全くわからなかったし、最後のオチを見てもサッパリ分からなかった(笑)
なんと読解力の無い大人なんだ私は…
なんと想像力の無い大人なんだ私は…
解説を見てようやく分かったYO☆
なるほど…お金ねっ!
そりゃ黙るよね。お金欲しいもんね。
出来る使用人で好き。そりゃ あんだけ掃除頑張ってるんだから、お客さんには泊まって欲しいわな(笑)
【玉野五十鈴の誉れ】
私的、全力あらすじ
跡継ぎ問題で揺れる『小栗家』の長女として生まれ純香
非常に厳しく小栗家の絶対王として君臨する祖母から、純香は使用人を与えられる
玉野五十鈴と名乗った使用人は利口であり、忠実であり、
純香にとって絶対に必要な存在となっていく
大学生になり『バベルの会』にも参加し、人生を楽しむ純香
そんな中、純香の叔父が事件を起こし、
不穏な空気が流れるのだが…
【玉野五十鈴の誉れ】感想・ネタバレ
何故に優秀な使用人ってのは精密機械の様なアンドロイド的な感じを受けるんだろうか?
普段はクール&ビューティーなのに
使用人に『仲良くしてね』とか『お嬢様って呼ばないで』
なんて言えば、速攻でやめてフレンドリーになるでしょ
怖いっす!怖いっよっ!!!
もっとこう 気楽にいこうよ使用人さん達っ!!
結局、今回の話は五十鈴が
おばあちゃん と おとうと を無双して純香を救った…
みたいな解釈で良いかしら?
殺り方が大分ヒットマンでしたけどね…びっくりしたね…
五十鈴と純香がその後、一緒になれていたらいいなぁ
【儚い羊たちの晩餐】
私的、全力あらすじ
廃墟の様な場所に、歩みを進める女学生
朽ちた円卓の上に一冊の日記を見つける
『バベルの会はこうして消滅した』
そう書かれた日記に
わずかに表情を輝かせ女学生はページをめくっていく…
【儚い羊たちの晩餐】感想・ネタバレ
まず アミルスタン って言うのがもう難易度が高い
そして厨娘の料理の仕方が斜め上をいきすぎて笑うしかないっ!!!
大量の食材を仕入れて使う部分だけ取って、
その他はガンガン捨てまくる事で贅沢な気分を感じるとか…
そんなの『もったいないオバケさん』の血管がビキビキになっちゃうじゃん!
あと、なんで日記の最後が
【わたしは】
で終わってるのっ!電子書籍のバグかと思ったじゃないのさっ!
かゆうま なの? かゆうま的演出なの?
お金持ちになっちゃいけない人がなると
多分こんな感じなんだろうなぁ…
【まとめ】
初めての短編集
読みやすさは抜群でありました
バベルの会がもっと ガッツリと絡んでいるのかと思いました、そこはお上品に ㇲッ… と絡んでいる感じ
さすが上流階級の方々の所属する読書会ですわ…
読解力の無い私には 全く縁のないサークルですこと…
本当にありがとうございます
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